地元の大学に通う弘樹の幼馴染にして、現在は彼の恋人。
才色兼備と云った言葉が似合う、やや無口ではあるが黒髪の美しい娘である。
今回の弘樹の帰省を心待ちにしていた。その態度は献身そのものであり、弘樹の支え。
また、激しく人見知りする性格で、見知らぬ男性には触れられることすら嫌悪する。
―――彼女が愛するのは、伊川・弘樹という名の男性。
彼の世話を焼く反面で、実は彼に甘え、依存し、隷属して、愛情という名の見返りを求めている。
………大切な何かが欠けた、姫人形。
心が死なぬように、彼女は必死で最愛の人にすがりつく。
弘樹との「過去」について、何か隠していることがあるらしいが………?
因みにかなりのやきもち焼きで、おそらく「弘樹の浮気」などという単語の意味は知らないし認めない。
っていうかその場合は皆殺しルート確定?ディスプレイの前の勇者よ、気をつけろ。